株式会社Spelldata

チーム

会社方針

株式会社Spelldata
代表取締役 竹洞 陽一郎

私は、日本企業で10年程働いて、その後、米国企業で10年程働いて、双方の企業文化に触れてきました。
日本企業でも、米国企業でも、幸いなことに、社長やCEOと接して仕事をする機会が多かったです。
だから、会社の在り方について、多くを学ぶ機会に恵まれました。

私が常々、考えてきたのは、「何のために会社を設立して、事業を行っていくのか?」という事です。
私が、大学の経営学で学んだ時、「会社は存続することが第一に優先されることなのだ」と教わりました。
私は、そのとおりだと考えます。

会社を起業される方には、会社の価値を高めて売却する事を目的とする人もいます。
私は、それを目的とはしていません。

働く目的

働く目的は、まず第一に生活の糧を得るためです。
食費や住居費、光電熱費、ガス・水道代、衣服費など、日々や毎月の生活に十分なお金を得るためです。

第二に、人間らしい生活を送るためです。
独身であれば、自分の趣味や楽しみのため、恋人、友人や家族、親戚との交流のためのお金を得る。
結婚していれば、家族でどこかに出かけたり、子供の教育のための費用などを確保する。

第三に、社会の一員として、働くことを通して世の中に貢献して、自分の存在意義を得ることです。
人間は社会的動物であり、他者との関係があって、そこに幸福を感じます。
私達は、誰かに必要とされることに、生き甲斐を感じるのです。

会社の存在意義

私達が働く場合に、そのスタイルとしては、大きく分けて、個人で仕事をするか、組織化してチームで仕事をするかの二つがあります。

個人で仕事をする場合は、全てを自分で管理する必要がありますが、全て自分の思い通りにやれるという自由度も高いです。
しかし、一人だけで仕事をするとなると、色々なリソースの制限があります。

資金面の制限
大きな仕事をしようとすると、多額の資金が必要となります。個人で調達できる資金には、一般的には限りがあります。大富豪でもない限り。
作業量の制限
どんなに能力が高いとしても、一人でできる作業量には制限があります。プログラミングによってある程度自動化してもです。
専門性の制限
現代社会での知識は広がる一方であり、その専門性は深まる一方です。この世の中の全てを理解することは不可能です。そして、全ての専門家になることも不可能です。
継続性の制限
私達はロボットではなく、人間であり、生物ですから、休息を必要とします。
睡眠を必要とします。
不死身でない限り、風邪をひくこともあれば、お腹が痛くなることもあるでしょう。
そして、私達の周りには、仕事以外で色々な事が起きます。
仕事だけに人生の全てを捧げるのであれば、仕事を延々と続けることは可能でしょうが、それでは人間らしい生活を送るのは難しいですよね。

チームを組んで、複数の人達と一緒に仕事をすることは、上記のような制限を乗り越えるためです。
そして、自分の強みで誰かの弱い所を補い、自分の弱い所を誰かの強みで補ってもらう。
それこそが、組織の力なのです。

組織の力を引き出す事ができれば、結果として仕事の質が上がります。
仕事の質が上がるから、市場での競争力が向上し、よりお客様から支持されて、より多くの仕事を得られます。
それが収益の安定に繋がり、チームメンバーの収入の安定に繋がるのです。

📝 キーワード: 「組織の力はお互いの強みで弱いところを補える点」

働く上での「制限」を乗り越えるための会社

Spelldataが会社として運営されるのは、上述した、資金、作業量、専門性、継続性の制限を乗り越えるためです。
そして、作業を効率化して、より良い仕事をして、より余裕を持った毎日を送るためです。
それが、正のスパイラルを生み出し、より良い仕事の結果を出せるようになります。

会社の売上の向上を主たる目標に置くつもりはないです。
何か、新しいチャレンジをする上で、資金が必要なことが多いので、そのための売上の向上は必要なのですが、そういう必要性がないままに売上を追い求めても、無意味だと思うのです。

日々坦々粛々と仕事に精を出し、家族や友人、地域のみなさんと過ごす時間を大事にして生きていける余裕を持てて、お客様に実質的にお役立ちできることが誇りに思える、そんな会社にする努力をしていきます。