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新しいチャレンジに向かって走る

自分の強みに注目した転職のススメ

2023年4月15日
著者: 竹洞 陽一郎

転職活動において、自分の強みを明確に把握し、アピールできることが成功のカギを握ります。
本記事では、転職時の基本原則、業界未経験・職種未経験の場合の対処法、さらなるアピールポイント、そして自分の強みをアピールする際の注意点について解説します。
これらのポイントを押さえ、自信を持って転職活動に挑みましょう。

転職の基本

まず、転職を成功させるための基本原則を理解し、できるだけ、以下のいずれかに該当する転職を目指しましょう。

業界未経験かつ職種未経験の転職はハードルが高いです。
20代なら、業界未経験・職種未経験でも転職が成功しやすいですが、年齢が上がるほど業界や職種の知識と経験が求められ、難しくなります。

異業界、同職種の転職

例えば、製造業の広報職からIT企業の広報職へ転職する場合です。
業界知識や取り扱う製品・サービスについて学ぶ必要はありますが、広報業務への精通があれば問題ないでしょう。
業界や会社の知識を習得すれば、広報業務での支障は最小限に抑えられます。

同業界、異職種の転職

例えば、IT企業でプリセールスエンジニアから広報職への転職です。
IT製品や技術に精通しているため、お客様に対する説明からメディアの記者への対応に切り替わります。
広報業務は学ぶ必要がありますが、業界知識があることで広報業務を習得しやすく、スムーズに対応できるでしょう。

業界未経験・職種未経験の場合の対策

業界未経験かつ職種未経験の方でも、難易度は上がりますが、基礎能力が高ければ転職は可能です。
多くの仕事は、要素分解することで、いくつかの共通スキルの組み合わせで成り立っています。

技術職の場合

技術職では、言語能力と数理能力のどちらか、または両方が得意であることが望ましいです。
論理的思考が求められるため、数理能力が得意であることが重要です。一方で、人間は言語を使って思考するため、言語能力も必要です。
さらに、仕事で文章を書く機会や説明する機会も多いため、言語能力は不可欠です。

広報職の場合

広報職では、言語能力と時事能力が得意であることが望ましいです。
広報はマーケティングとは異なり、メディアの記者を通じて、自社が解決している問題について、社会に広く認知してもらうための活動を行います。
そのため、情報を効果的に伝える言語能力と、社会が関心を持っている事柄に敏感であることが求められる時事能力が必要です。

その他の業界・業種を問わないアピールできるポイント

Fast Learner

「Fast Learner(速く学ぶ人)」としての能力は、特に外資系企業の面接で重視されます。
会社の商品やサービス、事業内容をどれだけ早く学べるかが大きな強みです。

外資系企業の場合は、最初の3か月で何を成し遂げるかが注目されます。
会社の業務内容を早期に理解して、即戦力としてアピールするために、実際に何か成果を出す必要があります。
それは外資系に限らず、日本企業で働く場合でも、高い評価を得られるはずです。

継続的に学び続ける姿勢

何かを継続的に研究し、学び続ける姿勢も大きな強みです。
これも、外資系企業の面接でよく質問されます。
「継続は力なり」と言われるように、何かを継続してやり続ける人は、根気があり仕事をやり抜く力があります。
研究や学びの対象は何でも構いません。重要なのは、自分の成長やスキル向上に努力を続ける姿勢を見せることです。

コミュニケーション能力

優れたコミュニケーション能力は、どの職種においても重要な資質です。
チームで働く際に円滑なコミュニケーションができることは、プロジェクトの成功に大きく寄与します。
職場での対人関係や顧客とのやり取りなど、様々な状況でコミュニケーション能力が活かされます。

問題解決能力

問題解決能力は、様々な業務で直面する課題や問題を効果的に解決できる力です。
状況に応じて柔軟に対応し、効率的な解決策を見つけ出す能力をアピールすることで、企業からの評価が高まります。

リーダーシップ

リーダーシップは、チームやプロジェクトを適切に管理・指導し、メンバーを引き連れて目標に向かわせる力です。
リーダーシップを発揮できる人は、組織の中で大きな責任を担うポジションに就くことが期待されます。
過去にリーダーを務めた経験や、他人を巣立たせる力をアピールすることが有益です。

プロジェクト管理能力

プロジェクト管理能力は、プロジェクトの進行状況やリソースを適切に管理し、予定通りに目標を達成する力です。
時間や予算、品質を効果的にコントロールできることは、企業において非常に重要なスキルとなります。
過去のプロジェクトでの成功事例や、具体的な管理手法をアピールすることが推奨されます。

語学力

語学力は、グローバルなビジネス環境で活躍する上で重要なスキルです。
特に英語力は、多くの企業で求められる資質であり、ビジネス英語やその他の外国語が使えることは大きなアなポイントです。
国際的なプロジェクトや海外のクライアントとの取引に対応できることは、企業において大きな価値を持ちます。
語学資格や留学経験、海外での仕事経験などをアピールすることで、グローバルな環境で活躍できる能力を示すことができます。

専門知識

特定の分野において深い専門知識を持っていることは、企業にとって魅力的なポイントです。
その分野での課題解決や新たなアイデアを提案できることは、企業の競争力向上に貢献します。
専門的な資格や実績、学術論文などを通じて、自分の専門知識をアピールしましょう。

創造性

創造性は、新しいアイデアや革新的な解決策を生み出す能力です。
多くの企業がイノベーションを追求しており、創造的な人材が求められています。
アイデアコンテストでの受賞経験や、独創的なプロジェクトでの実績をアピールすることで、企業からの評価が高まります。

これらのアピールポイントをうまく活用し、自分の強みや特徴をアピールすることで、転職活動の成功に繋げることができます。

まとめ

企業は即戦力を求めることが一般的ですが、日本では高度な専門性を持つ人材が不足しており、需要と供給のバランスが保たれていません。
すべての企業が優秀な人材を求める競争に参加しているため、ポジションを埋めることが難しい状況が続いています。

このため、企業は未経験者であっても高いポテンシャルを持つ人材を採用し、教育投資を行って成長させることが求められています。
募集要項に「未経験可」と記載されていても、「誰でも可」という意味ではなく、「高いポテンシャルを持つ未経験者可」と解釈するのが適切です。
転職活動では、自分の強みを明確に把握し、それをうまくアピールすることが重要です。

商品を販売する際、その商品の良さをお客様に伝えなければ売れません。
採用試験でも、自分自身が商品であるため、自分の良さや強みをうまく伝えることが求められます。
企業が履歴書や職務経歴書をチェックする際には、「この人の強みは何か?」という視点で確認していると認識することが大切です。

自己アピールのスキルを磨き、自分の強みを明確に伝えられるように準備して、転職活動に臨みましょう。