毎日3時間の学習・研究

なぜ1日3時間の学習時間を業務中に取っているのか?

Spelldataは、業務時間中に1日3時間の学習時間を確保している理由を共有します。

IT技術者は知識労働者
IT技術者は知識労働者であり、お客様に貢献するためには、幅広く深い技術知識が必要です。
私たちは2019年からこの制度を導入しており、従業員のスキルアップと業務効率の向上に大きな効果があることを確認しました。
現在、IT業界では高度なスキルや知見を持つ技術者が不足しています。
そのため、毎日3時間の学習を通じて、Spelldataが高度なサービスを提供できる人材を育成しています。
急速に変化するビジネス環境への適応
現代のビジネス環境は、テクノロジーの進化や市場の変化によって常に進化しています。
新しいスキルや知識を習得することで、これらの変化に柔軟に対応できます。
業務時間内に学習することで、最新の情報を即座に業務に活かすことが可能です。
生産性と効率の向上
新しい考え方や手法を学ぶことで、業務プロセスを最適化し、生産性を向上させることができます。
これは短期的な業務効率だけでなく、長期的なキャリア成長にも寄与します。
イノベーションの促進
学習を通じて得た新しい視点やアイデアは、組織内でのイノベーションを生み出す原動力となります。
異なる分野の知識を組み合わせることで、革新的な解決策や製品開発につながることもあります。
スキルギャップの解消
業界や職種によっては、特定のスキルが不足している場合があります。
学習時間を確保することで、そのギャップを埋め、組織内での価値を高めることができます。
モチベーションとエンゲージメントの向上
新しいことを学ぶ喜びは、仕事に対するモチベーションを高めます。
自己成長を実感できる環境は、従業員のエンゲージメントを高め、離職率の低下にもつながります。
ワークライフバランスの最適化
家庭や育児の事情により、勤務時間外に学習時間を確保することが難しい方も多くいらっしゃいます。
そのため、業務時間内に学習を組み込むことで、確実に毎日学び、お客様に貢献するための基礎を養うことができます。
これにより、仕事と生活のバランスが取りやすくなり、全体的な生活の質が向上します。

毎日、何を学ぶのか?

それでは、毎日何を学ぶのか?
Spelldataでは、毎日、以下の3つの分野を重点的に学んでいます。

IT技術関係

最初の3年は、IT技術の基礎からみっちりと学びます。
コンピュータの仕組みや、ネットワークの仕組み、WebやHTML、DNS、メールなどのインターネットでよく使われるサービスの仕組みを仕様をベースに学びます。
OSについては、LinuxをSlackwareというディストリビューションを使い学びます。

次の3年でより高度な専門分野を選択して学びます。

その次の4年は、自分の専門分野に関する論文を日々読んで研究してます。

数学関係

数学はIT技術の基盤であり、特にアルゴリズム、データ解析、機械学習などの分野で重要な役割を果たします。
数学的な思考力を養うことで、効率的なプログラムの設計や複雑な問題の解決が可能になります。
また、データサイエンスや人工知能などの先端分野での活躍にもつながります。

Spelldataでは、「虚数の情緒」という本を最初読んで、数学を学び直します。
その一方で、統計学を学び、統計検定4級の取得を目指します。
統計検定4級を取得したら、品質管理検定4級の取得を目指して品質管理を学びます。

統計検定は、その後、3級、2級の取得を目指します。
品質管理検定も、同様に、3級、2級の取得を目指します。

ビジネス関係
技術だけでなく、ビジネスの理解も重要です。お客様のビジネスモデルや業界動向、マーケティング戦略などを理解することで、より価値のある提案やサービスを提供できます。プロジェクト管理やコミュニケーションスキル、リーダーシップなども学び、ビジネスを円滑に進める力を養います。

これらの分野をバランスよく学ぶことで、技術力だけでなく、問題解決能力やビジネスセンスを兼ね備えたITプロフェッショナルを目指しています。毎日の学習が自己成長につながり、お客様へのより良いサービス提供につながると信じています。