3. EQ検査
事前質問を通過された方には、オンラインにてEQ(Emotional Intelligence Quotient:心の知能指数)検査を受検していただきます。
Spelldataでは、技術的なスキル(IQ的側面)と同じくらい、あるいはそれ以上に、このEQを重要視しています。
なぜ、Spelldataは「EQ」を重視するのか
一般的なオフィス勤務とは異なり、Spelldataの完全在宅勤務では「非言語情報(空気感や表情)」が伝わりにくい環境で働きます。
このような環境下で、チームとして成果を出し、お客様と信頼関係を築くためには、高度な「感情マネジメント能力」が不可欠です。
IQ(知能指数)が高いだけでは、リモートワークでの孤立や、テキストコミュニケーションによる誤解を防ぐことはできません。
自分の感情をコントロールし、画面の向こうにいる相手の感情を読み解く力。
それこそが、Spelldataが定義する「プロフェッショナル」の条件です。
EQ検査で何を見るのか
EQ検査では、以下の4つの能力を数値化し、当社の業務適性と照らし合わせます。
- 1. 感情の識別(読む力)
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自分や相手が今どんな気持ちなのかを感じ取る力です。
Zoom越しのわずかな表情の変化や、メールの文面から、お客様や同僚の心理状態を正しく察知できるかを確認します。 - 2. 感情の利用(活かす力)
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その場の状況に合わせて、感情を効果的に使う力です。
例えば、冷静な分析が必要な時は落ち着きを作り出し、ブレインストーミングでは気分を盛り上げるなど、TPOに応じた感情の切り替えができるかを見ます。 - 3. 感情の理解(考える力)
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「なぜその感情が生まれたのか」「次にどう変化するか」を推測する力です。
お客様が怒っている原因は何か、どう対応すれば安心してもらえるかといった、対人関係のシミュレーション能力を測ります。 - 4. 感情の調整(制御する力)
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感情に振り回されず、適切に行動する力です。
トラブル発生時などのストレス下でも、パニックにならず冷静さを保てるか、あるいは落ち込んでいるメンバーを励ませるかといった、対人調整力を確認します。
Spelldataが求めるEQレベル
私たちは、単に「人がいい」「優しい」人を求めているわけではありません。
ビジネスの現場、特に大手企業との折衝において求められるのは、「戦略的に感情を活用できる能力」です。
- ストレス耐性
- 正解のない課題やプレッシャーの中でも、メンタルを安定させられること。
- 共感と論理のバランス
- 相手の感情に寄り添いつつも、流されずに論理的な解決策を提示できること。
- 自己変革性
- フィードバックを素直に受け入れ、感情的に反発せず、成長の糧にできること。
EQは、生まれ持った性格(気質)とは異なり、後天的なトレーニングによって開発可能な能力です。
現時点での数値だけでなく、入社後にこの能力を伸ばしていけるポテンシャルも含めて判断します。
検査の実施方法
検査はオンライン(Zoom接続)にて実施します。
所要時間は約30分~1時間程度です。
公正な受検環境を確保するため、Webカメラをオンにした状態で実施させていただきます。
EQ検査に「正解」はありません。良く見せようとして回答を偽ると、結果に矛盾が生じ、正確な判定ができなくなります。
リラックスして、ありのままの直感で回答してください。
次のステップ
次に、「4. 適性検査」へお進みください。