CEOからのメッセージカード

ここまで読んでいただいた方へ

株式会社Spelldata
代表取締役 竹洞 陽一郎

更新日時

株式会社Spelldataに興味を持っていただき、ありがとうございます。
採用プロセスを順に辿って読み、このページに到達してくださったことに、まず感謝します。
私たちは、採用において「その場の印象」よりも、「どこまで丁寧に調べ、理解しようとしたか」という行動を大切にしています。

Spelldataの名前の由来

Spelldataは、社名に「data」と入っているように、ITサービスを提供していますが、本質的にはデータ分析の会社です。

「spell」(記述する)+「data」
= 「データを記述する」
「spell」(呪文)+「data」
= 「呪文のデータ」

上記の2つを掛け合わせた社名になっています。
データ分析企業であり、ビジネスにとって重要な「言葉」や「構造」を扱う企業であるという意味を込めています。

なぜ、私たちは採用でもデータを見るのか

私たちは、採用についてもデータ分析を行っています。
具体的には、Matomoでページ遷移各ページの滞在時間を計測し、どの情報が読まれ、どこで迷い、どこで離脱が起きやすいかを把握しています。
これは皆さんを監視するためではありません。
採用情報をより分かりやすくし、不幸なミスマッチを減らすために行っています。
なお、計測はサイト改善のための統計情報として扱い、個人を特定したり、個別に追跡したりする目的では利用しません。

この「見えないデータから、実際の行動を読み解く力」こそが、Spelldataのビジネスのコアコンピタンスであり、他のIT企業との差別化要因でもあります。

データ分析においてエッジを効かせ、お客様に確実に貢献する。
それが、少人数の企業でありながら、大手企業を中心とする多くのお客様と継続的にお取引いただいている理由です。

ここまで読む人は多くありません

採用サイトを最後まで読む人は、実際にはそれほど多くありません。
私たちの計測データを見ると、採用プロセスの全ページを読み、一連の流れを辿ってこのページに辿り着く人は、全体の中でも少数です。

ここで私たちが見ているのは、才能や学歴ではありません。
見ているのは、必要な情報を最後まで追い、時間をかけて確認し、軽く流さない姿勢です。
それは、そのまま仕事における情報収集の丁寧さ、指示の読み取り、見落としの少なさにつながるからです。

採用では、肩書きや自己PRのうまさよりも、「読む」「調べる」「理解する」という地味な行動差が、後々大きな差になります。
私たちは、その差を軽視していません。

長文を読み切る力は、専門家の基礎体力です

今の時代、短い情報に触れる機会が増え、長文を集中して読み切ることが難しくなったと感じる人も多いと思います。
しかし、専門家として成果を出すには、「必要な情報を網羅して読み、正確に理解する」ことが土台になります。

Spelldataは、このページを含む採用サイト全体を通して、「どこまで丁寧に読み、どこまで正確に理解しているか」を確認しています。
それは、入社後に必要となる「調べて理解する」仕事と、ほとんど同じ姿勢だからです。

多くのミスマッチは、「よく調べない」ことに起因します。
毎日8時間を過ごす組織について深く調べること。
それは、お客様のことを丹念に調べ、ビジネスを成功させる姿勢と同じです。

子どもについては、新井紀子先生が執筆された「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」という書籍で、この問題が扱われています。
海外の書籍では、ニコラス・G・カーの「ネットバカ」という書籍で、大人たちの長文読解力の低下について論じられています。

専門家として働くことは、要領よくつまみ読みをすれば成立するものではありません。
そして、個人の趣味で読む場合と、仕事で読む場合では、読み方も異なります。
読み飛ばしてしまったページ、きちんと理解せずに進んでしまった箇所で、大抵は失敗が起こります。

あなたも、そんな「専門家」に仕事を依頼しようとは思わないでしょう。
丹念に、最初から終わりまでサイトや書籍を読めることは、プロフェッショナルとして仕事をしていく上で、大きな基礎体力です。

ここまで読んだこと自体が、ひとつの行動証明です

このページに辿り着いたこと自体が、何かを保証するわけではありません。
しかし少なくとも、必要な情報を最後まで追う意思があることは、行動として示されています。
私たちは、その姿勢を評価しています。

Spelldataが採用で見たいのは、「上手に見せる力」だけではありません。
むしろ、地味でも、必要なことを読み切り、確認し、理解し、抜け漏れなく進める力です。
その意味で、このページまで到達したあなたには、少なくともその片鱗があります。

本当に、未経験から始めている人がいます

一連のページを読んで、「自分には向いていないかもしれない」「能力的に無理かもしれない」と思われた方もいるかもしれません。
ですが、現在Spelldataで働いている人の中にも、入社時点では当社の扱う領域に関して実務未経験だった人がいます。
ここで言う未経験とは、当社が扱う領域であるデータ分析・品質管理・計測に関する実務経験がない状態からのスタートを指します。

ただし、「未経験でも大丈夫」という言葉を、受け身でもよいという意味には受け取らないでください。
必要なのは、自分で学び、自分で整理し、自分で成長の責任を引き受ける姿勢です。
Spelldataが見ているのは、過去の肩書きだけではなく、その姿勢です。

入社後の学習は、投資であり、責任でもあります

入社直後は、学習比率が高い期間になります。
ただし、それは「お金をもらいながら学校のように教えてもらえる」という意味ではありません。
ここでも一貫しているのは、教育は会社からの投資であり、成果責任が伴うという考え方です。

教材・課題・レビュー・対話を組み合わせた、明確に設計された学習プログラムがあります。
しかし、最終的に成長するかどうかは、本人がどこまで自分で読み、自分で考え、自分で積み上げるかにかかっています。

毎日まとまった時間を学習に使うのは、学生以来で大変かもしれません。
ですが、勉強も筋力と同じで、やっていなければ衰えますし、続ければ戻ってきます。
私たちは、その基礎体力を鍛え直し、実務に変えていくことを重視しています。

数か月後には、入社前には想像していなかった領域まで仕事を進めている人もいます。
その成長を見て、私はいつも「人は、適切な環境と本人の意思が揃えば、ここまで伸びるのか」と感じます。
ただし、それは会社が一方的に育てた結果ではなく、本人が責任を持って応えた結果です。

最後にお伝えしたいこと

ここまで読んで、「やってみたい」と思えたなら、それは一つの大切な感覚です。
一方で、違和感を覚えたなら、その直感も尊重してください。
私たちは、無理に前へ進むことよりも、お互いにとって誠実な選択を重視しています。

Spelldataは、まず自分で調べ、自分で学び、自分で価値を返したい人にとっては、非常に良い環境です。
反対に、「会社が自分を整えてくれること」や「制度として何が得られるか」を中心に見ている方には、合いにくい環境です。

このページまで丁寧に読んでくださったあなたには、少なくとも、必要な情報を最後まで追う姿勢があります。
その姿勢を、ぜひ応募書類や選考の中でも一貫して示してください。
あなたからのご応募を、お待ちしています。